来店頻度を増やすために消耗品を充実させるドラッグストア
ツイート「コンシューマブル商品」というのは、消耗頻度の高い食品や日用雑貨品のことをいいます。ドラッグストアにおいては、コンビニエンスフードと消耗雑貨のことをいいます。これらの良否と品揃えが、顧客の来店の頻度を左右します。
優良商材が来店頻度を高める
消費者の傾向としては、近場で多くの買い物をします。経済不況も、高齢化社会も、仕事の多忙な人の増加も全て、この傾向を高めていきます。
身近にあるドラッグストアは、その要求を満足するものです。HBC商品は、目的来店性が高いです。コンシューマブル商品は便利性が高く、この2商品群の品揃えで消費者は支持を高めていったのです。
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進化していく食品の取り扱い
最近食品重視のドラッグストアが、増えてきました。来店頻度も上がって安定した売上が見込めます。改正薬事法を施行に伴って、OTC薬はドラッグストア以外でも購入できるので、競争は他業態とのものが激しさを増しています。ドラッグストアは、逆にHBC強化とコンシューマブル商品の充実に努めているのです。
ドラッグストアで食品を導入した経緯を見てみます。第1レベルの商品は、比較的取り扱いやすい物です。ドライ食品や調味料、貸し、飲料水、アルコールなどです。そして今は第2レベルの商品が中心となっています。冷凍食品、日配品、パン、卵などです。
第3レベル商品としての、青果中心の生鮮食品、惣菜、サンドイッチ、サラダなどさえも取り扱い始めています。今後は、第4レベルのコーヒーショップ、イートイン*機能をもったドラッグストアもでてくるでしょう。
売れ筋重視のホームケア商品
ホームケア商品(家庭用品・日用品)は消耗品が主体です。これらは、単価・粗利率が低く回転率が高いものが多いです。大型店は、快適ニーズ・便利性の観点から、ホームケア分野の充実を図っていくでしょう。品目としては、寝具、インテリア、収納用品、ペット用品、園芸用品、軽衣料関連商品、環境配慮型商品、家電があります。
ペット用品購入者は、比較的お金の余裕があります。高価格帯化粧品の購入傾向が高いのです。また高齢化社会ではペットの増加が予測されます。このカテゴリーは今後のドラッグストアのキーワードとなるでしょう。
イートイン
イートイン(Eat-in)は、印良品店や飲食店で買った食料品をその店内で食べる方式。日本では「テイクアウト」と対比し使われる言葉として2000年代以降定着した。ファーストフード店やコンビニエンスストア、デパ地下(百貨店の食料品売り場)などで主に使われる。
男性客を誘引する商材
ドラッグストアの顧客の大半は女性客だが、男性客の来店を促す商材として強力な武器となっているのが酒類。酒類の販売規制が緩和されたためにドラッグストアでも扱う店舗が増えている。
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