薬局機能情報提供制度で調べてみよう
ツイート自分のかかりつけ薬局を決めようとするとき、自らの観察判断で選ぶこともできます(薬局の見た目やスタッフの感じ良さ)もっと詳しい情報が欲しいのならば、薬局機能情報提供制度を利用すると便利です。
薬局情報をネットで収集しよう
薬局がどのようなものであるかが公開されています。これは2006年の医療法が改正された時に、薬局が「医療提供施設」となったため、施設の公開を薬事法で決めたのです。これを薬局機能情報提供制度といいます。薬局が自らの責任で薬局の持つ機能の情報を都道府県に報告します。基本的に、薬局機能情報をそのまま公表します。
都道府県のホームページで公開されています。書面でも閲覧できますし、住民からの相談窓口も有ります。そして虚偽報告には是正命令が出ます。薬局も、インターネットや薬局内の掲示書面で、患者がいつでも閲覧出来るようになっています。
その内容は以下@〜Dと多彩です。
- 基本情報 :薬局の名称、開設者、管理者、所在地、開局日、開局時間
- アクセス情報 :薬局までの交通手段、駐車場有無、ホームページアドレス
- アメニティ情報 :相談体制、外国語対応、視覚傷害者・車椅子対応
- 費用負担 :国保、社保、自賠責、労災、各種公費等取扱
- 業務内容 :無菌調剤、一包化調剤、麻薬調剤、薬局製剤、在宅調剤、薬歴管理、お薬手帳、地域医療連携体制、医療安全対策、」患者満足度調査
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かかりつけ薬局を見つける目安にも
聞きたい情報が、インターネットに出ていれば見て判断し、分からなければ電話をすればいいのですが。これは患者がかかりつけ薬局を選ぶ材料のひとつですが、その割には活用は不十分です。誰も薬局機能情報提供制度を知らないのではないでしょうか?
かかりつけ薬局を決めておけば、いざというとき便利です。薬局は、一つにまとめる事は重要ですが、自由に変えることもできるのです。
■薬局の外国人対応
外国人が来た時困らないように、英語、ハングル語、ポルトガル語、中国語、タイ語、タガログ語、ロシア語などの対応マニュアルを活用する薬局が増えてきた。一部の薬科大学、製薬企業、地方自治体などが対応マニュアルを作成しており、ダウンロードできるようになっている。
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