明細書の内容を質問しましょう

薬局では、明細書の内容を質問しましょう

このエントリーをはてなブックマークに追加  

病院や調剤薬局で精算をするときに、領収書と明細書が発行されます。明細書はかかった費用の内訳を詳細に記載したものです。2010年4月から明細書の発行義務ができました。

 

薬局では、明細書の内容を質問しましょう

 

患者もコスト意識を持つべき

 

2010年4月より医療機関、調剤薬局では領収書と明細書の発行が義務付けられましたので従来より1枚多い書類をもらいます。調剤薬局の明細書には、@調剤薬局基本料A調剤料B薬学管理料C薬剤料が点数(10円)で記載されています。不明な点は、質問すればいいのです。規模や対応の差により、薬局による違いが同じ処方せんでも生じます。

 

スポンサーリンク

 

納得できる説明をしてもらおう

 

質問に対する薬局の説明は、その薬局のレベルを表します。患者が薬局を選ぶときの目安になります。2010年11月、調剤薬局の明細書に対する患者と薬局の調査が有ります。患者側からは、何度も同じ疾患で薬をもらう場合は一度説明を聞けば充分で領収書だけでいいし、待ち時間が長くなる、など意見があり60%は否定的です。

 

薬局側からも、1部にはジェネリック医薬品の説明や関心のある患者には喜ばれたが、紙・時間・情報の重複の無駄が多い、理解してもらえないなど、やはり否定的な意見が多いのです。しかし明細書には、情報の正確さと透明性のよる安全性の確認と同時に、薬局と患者のコスト意識を持たせる意味が有るのです。

 

■明細書
保険医療機関、保険薬局は厚生省の省令(療養担当規則)改正で2010年4月から費用の計算の基礎となった項目ごとに記載した明細書を無償で交付することが義務付けられた。

 




このエントリーをはてなブックマークに追加