ドラッグストアの組織体制について

ドラッグストアの組織体制について

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チェーンドラッグの組織は、「本部」「店舗」に分けられます。本部は仕入れ、販売計画策定、経理、人事を行います。店舗は販売業務に専念するのです。本部と店舗の分業、集中と分散を組織化したものがチェーンストアです。

 

ドラッグストアの組織体制について

 

本部と店舗で集中と分散

 

本部は社長の下に、「店舗開発部」、「営業本部」「管理本部」の3つで構成されます。一般的にはその形です。本部スタッフには「バイヤー」や「販促スタッフ」がいます。バイヤーは自社ターゲット客に基づいて、商品政策に沿い商品構成や価格政策を考えます。仕入れ業者との折衝を行って商品仕入を行います。

 

また、バイヤーは棚割り、仕入れた商品の店舗での展開、販促企画を行っています。彼らは管轄しているカテゴリーの売上、利益、在庫などの数値責任を持つのです。販促スタッフは、消費者目線での魅力ある販促企画を作ります。チラシやPOP作成を通じて、店長が目標数値達成する援助する役割があります。専任、兼任両方があります。

 

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ストアマネージャーが店舗を管理する

 

店舗スタッフは、店長(ストアマネージャー)中心の構成です。店長の役割は、経営者から店舗スタッフ、商品、金銭を預かっています。企業方針に従い、店舗方針と経営の戦略を出します。そして売上、利益の数値目標を達成することが役割なのです。

 

スタッフは、マネージャー、スペシャリスト、一般社員、パートタイマーがいます。店舗スタッフは店長支持の元目標売上、利益達成が役割です。マネージャーは、営業、業務管理に関わる責任者です。時には、店長が兼務します。スペシャリストには、薬剤師と登録販売者の2種類あります。薬剤師は調剤、OTC薬の販売の責任者です。登録販売者は第2,3類のOTC薬の販売資格があります。

 

専門性をさらに高めるには、他の有資格者を雇用します。管理栄養士は、顧客の食事指導、栄養相談にのります。ビューティケアアドバイザーは美容相談、育児相談はベビーケアアドバイザー、介護福祉士(ケアマネージャー)を配置している企業もあります。

 

 

バイヤー
売上・利益を継続的に確保するための商品戦略、商品の仕入を中心に行う。商品戦略に責任を持つ「マーチャンダイザー」と同義語で使われることもある。




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