OTC薬を購入する時に、相談したい消費者ニーズ

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ドラッグストアでOTC薬を購入する時は、「相談して買いたい」客が増えています。今は相談する体制が整っていないことを意味しています。セルフ方式だからこそ、相談体制は必要なのです。

 

OTC薬を購入する時に、相談したい消費者ニーズ

 

OTC薬でも相談してから買いたい

 

消費者は、ドラッグストアに「買いやすいけど相談しにくい」「相談する人が分からない」という不満を持っています。いつも使うOTC薬は、レジに持っていくだけです。しかし、類似のクスリの差異やちょっと相談したい時など、症状、体質に合ったクスリの選択にアドバイスが欲しいものなのです。

 

アンケートで「ドラッグストアでOTC薬を購入する時重視すること」は「信頼できるアドバイスやカウンセリング、情報提供」で30.9%、ダントツ1位です。50代女性だと35.5%とさらに高くなります。ドラッグストアの差別化力はやはりこのカウンセリングでしょう。

 

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改正事業法では、スタッフの識別のため名札をつけることが義務付けられました。また薬剤師、登録販売者は『相談応需』が義務となりました。これから相談体制は、充実してくると思われます。

 

ドラッグストアでOTC薬を購入する時重視することの第2位は、『価格の安さ』です。消費者は価格には敏感です。他業態と競争も激化しています。価格戦略は重要です。第3位は豊富な品揃えです。

 

 

他業態は、いくら医薬品販売に乗り出しても、売れ筋商品に偏らざるを得ません。ドラッグストアは、この点を重視して専門性を活かして、商品のラインアップには注力すべきです。

 

 

相談応需
購入しようとするお客、又は購入したがお客が行う質問や相談に対して応えたり情報提供したりすること。




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