POPの作成は売り上げアップに効果的
ツイート「サイレントセールスマン」というのは、POP(Point of Purchase:購買時点広告)のことです。セルフサービスの店舗では、POPは立派なセールスマンなのです。
POPが効果的な理由とは?
POPは販売員の代わりです。客の誘導も含めて無言の声かけをしていますのです。See me (私を見て!)、Touch me(手にとってみて!)、Buy me(買ってください!)と訴えているのです。1分間に300アイテムをお客は通過していくのです。POPで関心を引き寄せて、どこの陳列棚にあるかを教え、誘導していくのです。そして、衝動買い誘引とします。POP作成に、注意事項があります。
@1秒でパッと目に留まる
最も大切なことは、お客の目に一瞬で留まることです。素材が光ったり、目立つ色彩、目立つ形などを使用する理由があります。しかし多すぎると無視されるので注意。
A15秒で読める理解できる内容にする
POPには情報過多にならない程度の情報を書きます。15秒で読めることが目安です。
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BPOPに「脅しのアプローチ」は禁物
ポジティブな表現を使うことが必要です。気持ちが明るくなったりするいい情報を人は好みます。自己防衛本能なのです。
Cお客に気持ちよく聞こえる表現をする
言葉は使い方で、同じことをいっても伝わり方はまったく異なります。例えば、「20%脂肪を含む」と「80%脂肪なし」ではどちらが好印象でしょう。もしダイエットを考えているお客には後者がポジティブに聞こえます。
『人間は自分のことは、意外と知らないものである。』これは米国心理学者、ジョーとハリーが提唱し「ジョハリの窓」により説明されています。この延長線上に、知識をくすぐられると、理解度が高まり納得すれば衝動買いが起きる傾向があります。
例えば、あるドラッグストアの話です。「風邪を引いたら歯ブラシを変えましょう。菌のついた歯ブラシがかぜを長引かせる」とPOPをつけたところ、歯ブラシの売上が236%アップしました。
POP
Point of puechase advertising の略で、購買時点広告を意味する。商品・価格などのお知らせをする広告。
ジョハリの窓
サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト(Joseph Luft)とハリー・インガム(Harry Ingham)が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」のことを後に「ジョハリの窓」と呼ぶようになった。ジョハリ(Johari)は提案した二人の名前を組み合わせたもので、ジョハリという人物がいるわけではない。
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