色使いが多彩なドラッグストア

色使いが多彩なドラッグストア

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繁盛しているドラッグストアは、色使いが優れています。店のコーディネートが、素晴らしいのです。色が溢れているだけでは、統一感もないです。また、そっけない白っぽい感じの店舗では、客は離れていってしまいます。

 

色使いが多彩なドラッグストア

 

感情や生理機能に影響する色

 

色の持つ力は、大きいのです。過去の記憶やイメージに基づいて、感情に作用させる心理作用があります。また、脈拍や呼吸数の変化、体感温度や平衡感覚にまで影響をあたえる生理作用の二つがあるのです。

 

つまり、寒色の青は、体感温度を下げます。逆に男色の赤、オレンジ、黄色は体感温度を上げるのです。温度差は、3〜5℃あるといわれます。セブンイレブンの店の看板は、夏は涼しく感じる白と緑、冬は暖かく感じる赤と橙色を使っています。

 

他のコンビニの看板は、白や寒色が多いので冬に寒々しく感じます。それが、業績の差となる要因の一つかもしれません。

 

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落ち着いた青が最適なヘルスケア

 

ドラッグストアのヘルスケアコーナーには、赤を使うのはタブーです。そうすると売上が落ちるのです。なぜかというと、赤は病人には「血」を連想させます。恐怖感が出てしまうのです。人を売り場から遠ざけます。

 

ヘルスケアコーナーは、青が最適です。青は副交感神経に作用して、脈拍や、呼吸、体熱、血圧を下げて神経の高ぶりを抑えます。そして、客を落ち着かせてカウンセリングがしやすくなるのです。

 

食品売り場は、逆に青は食欲を抑えてしまいます。副交感神経が、沈静化してしまうのです。ここで杯を活発化させる暖色が最適です。中華料理や韓国料理、マクドナルドなどファストフードには、赤が多いのはそのためなのです。

 

売上にも影響する色使い

 

大きく影響する色使いは、「Power of Color」と呼ばれ、近年注目されています。人間の印象では、五感のうちの視覚が大部分の情報を担っています。100%のうちの83%を視覚が占めているのです。そして視覚の80%を色が占めているのです。印象は色で作られるといって過言ではありません。(83%×80%=66%)

 

 

カラーコーディネート
青色は冷静、赤は情熱など、売り場に適切な色を組み合わせること。病気を治したい医薬品売り場は青、化粧品は明るいピンクなどを使う。




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