薬剤師に必要なコミュニケーションスキル
ツイート医療現場で最も大切であることは、コミュニケーション能力と言われています。そして、その向上をすべきなのです。何故なら、患者とのコミュニケーションが、上手く取れると服薬状況が大幅に良くなるのです。コミュニケーションは、全ての基本とも言える要素なのです。
視覚、聴覚、言語などのすべてを活用する
意思の疎通には、コミュニケーションが重要です。理科系に進んだ人の中には、「人が苦手」という人が少なくありません。また、人と接触する機会も少ないこともあります。しかし、薬剤師が臨床薬剤師として人と接触することが主体とし、薬学も人を介しての医薬品の働きを追求する学問に変わりました。
医療現場では、「コミュニケーションが苦手」では通用しないのです。医療現場のコミュニケーションに「伝える」「引き出す」「聞き出す」「分かち合う」「聴く」「考えてもらう」があります。
コミュニケーションには「メラビアンの法則」があります。@視覚情報(表情・態度) A聴覚情報(声の質、大きさ) B言語情報(言葉の内容)をいいます。このうち、言語7%、視覚55%、聴覚38%の比率でコミュニケーションができると言われています。
つまり、非言語のコミュニケーションは、言葉以上に大切でどの世界でも重要視されています。
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専門用語を無くして、分かりやすく伝える
薬剤師が、患者と応対するとき目を見て話しているでしょうか。目を見れば、相手の理解度や不安などが伝わります。医療関係者の会話だと、普通の言葉がもはや専門用語です。一般の人には、理解できないと考えたほうがいいです。専門用語を日常の用語に置き換えて、わかりやすく伝えねばなりません。
エグゼクティブのためのトータルコンサルタントの江本園貴さんは「人の印象は3mと30秒で決まる」といいます。全体の姿で大体のイメージを作り、挨拶をした時の声や態度で、その人物を把握するもののようです。つまり、会話などをする以前に、行うアイコンタクトなどが第一印象には重要なものなのです。
■メラビアンの法則
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した。コミュニケーションの3つの法則。聴衆への伝わり方は@Visual(資格情報:見た目・仕草・視線)55%、AVocal(聴覚情報:声の質・大きさ・口調)38%、BVerbal(言語情報:言葉そのものの意味)7%−に支配されるというもの。
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