クオールの評判

クオール

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今、クオールが業界で注目されています。マンツーマンの形態でありながらコンビニ&調剤の新業態をローソンと展開しはじめました。この会社は常に先取り、チャレンジの精神に溢れています。

 

【調剤薬局業界】クオールの評判について

 

先取りの精神を重視する調剤薬局

 

クオールの由来はクオリティ・オブ・ライフで、患者主体であることを示しています。同社は本社東京、中村勝代表です。売上609億円、調剤薬局事業で585億円(2012年3月)。エリア出店戦略で首都圏中心、北海道以外の全国展開しています。2012年3月予想は325店舗です。

 

同社は、新しい業態を展開していることが特筆されます。改正薬事法で、OTC市場と調剤事業が融合あるいはお互いの市場への進出が進んでいます。クオールはさらに一歩進めて、利便性をもったコンビニとの共同事業を開発したのです。コンビニ内に調剤コーナー設置、薬剤師の情報提供とカウンセリングサービスを実施しています。取扱OTC薬は220アイテムです。

 

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また、ビックカメラとの融合店舗を2011年8月にオーープンしました。有楽町店にビックカメラは「ビックドラック」を開店、「クオール薬局ビックカメラ有楽町店」を併設し、OTC薬と調剤の両者便利性を実現したのです。

 

また、ドラッグストアと調剤薬局との融合店舗を展開しています。その相手は、ドラッグストアのグローウェルホールディングス、医薬品卸のメディパルホールディングスで、共同出資でジーエムキュー株式会社を設立しました。

 

 

認定薬剤師制度を独自に設定

 

教育システムにも独自性があります。新教育制度の導入し、独自のQOL認定薬剤師制度を立ち上げました。これによりぜんそくなど15疾患で服薬指導をする専門的な薬剤師の育成をしています。

 

 

■コンビニ&調剤
クオールがローソンと共同で開発した。第1号店は、「ナチュラルローソン城山トラストタワー店」(東京都港区)。薬剤師による専門情報の提供とカウンセリングサービスも行う。店舗面積は70坪、うち調剤コーナーは12.7坪。

 

■クオリティ・オブ・ライフ(QOL)
一般に、一人ひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指す。人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念。医療の場では頻繁に使われる。




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