ドラッグストアに付加するべきサービスとは?

ドラッグストアに付加するべきサービスとは?

このエントリーをはてなブックマークに追加  

ドラッグストアの成長は、品揃えが豊富、価格が安い、ということで、薬局・薬店や化粧品店の売上シェアを奪ってきたのです。ドラッグストアのイメージは、「クスリや化粧品を扱う店」と「便利な買い物のできる店」というものがあります。

 

ドラッグストアに付加するべきサービスとは?

 

便利性を高めるコンビニ機能の充実

 

「ドラッグストアに付加してほしいサービス」の質問への回答は、「ヘルスチェック」「栄養士の食事相談」「介護相談」などヘルスケアニーズが一つあります。またもう一つ、便利性ニーズとして「ATMの設置」「宅急便の受付」「雑誌・書籍コーナー」「公共料金支払い」「電子マネーの利用」があります。

 

便利性ニーズは、特に高くなっています。「ATMの設置」「宅配便受付」「雑誌・書籍コーナー」は、コンビニが手がけています。消費者は、このサービスの便利性を受けています。ドラッグストアでも取り扱えば便利なのにという要求は、十分理解できます。

 

ヘルスケアニーズについて、「ヘルスチェック」は高い比率です。店舗に血圧計、体脂肪計、骨密度測定器などを設置している店舗も増えています。日本の法律(医師法)では、薬剤師は顧客の血圧は計れません。セルフメディケーションが叫ばれている中、このような前近代的な法律は改善されるべきです。改善運動も望まれるものです。

 

スポンサーリンク

 

しかし驚いたことは、ドラッグストアでは必須であるはずの調剤機能について回答が上がってきませんでした。調剤併設のドラッグストアが増えつつあります。しかし、消費者は今なお認知していないのです。便利性ニーズをみても、まだまだドラッグストアが取り組む課題は山積しています。

 

そして、問題が残っていればいるほど、その分野は伸びる可能性があるのです。

 

 

栄養士
栄養司法に定める視覚で、栄養指導に従事することを業とするもの。厚生労働大臣の指定した養成施設において2年以上必要な知識及び技能を学び、都道府県知事の免状をうける。

 

医師法
医師法は医師全般の職務・資格などを規定する。医師以外の者が診断、治療することは禁じられているが、民主党政権下で看護師の簡単な診断、治療ができるようにする検討が行われている。




このエントリーをはてなブックマークに追加